2カ月に及ぶ熱戦を繰り広げたリーグ戦も、いよいよファイナル。
レッドスターズ、ブルースターズとも、得点争いが大混戦。
まず、ブルースターズは葉月が渡辺に敗れ脱落。
次に、因縁の鈴季すずとの対決を引き分けで終えたジュリアが、最高得点となり、決勝進出が決定。
レッドスターズは、勝てば決勝進出に近づくAZMが鹿島の起死回生で敗れる波乱で脱落。次に、林下もコグマに敗れ脱落。決勝への権利が残っている中野たむが同門対決を制し、得点を重ねる。次のまいひめ対決は大熱戦の末、引き分けで、両者脱落。残り、朱里の結果次第となったが、世羅に敗れ、脱落。中野たむが決勝に進むことに。
これで、決勝のカードはジュリアvs中野たむに決定。日本武道館での敗者髪切りマッチ以来のビッグマッチでのシングル戦。昨年は、怪我で途中棄権したジュリアが、たむを下し、過去最多出場選手数の大会で初優勝を果たした。
2022年10月1日 東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ 観衆:2543人
試合結果
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
MIRAI<15点>(6分57秒 変形バックブリーカー)飯田沙耶<4点>
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
白川未奈<10点>(7分50秒 足4の字固め)なつぽい<12点>
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
渡辺桃<12点>(10分34秒 ピーチサンダー→体固め)葉月<14点>
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
上谷沙弥<14点>(8分21秒 両者リングアウト)壮麗亜美<11点>
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
岩谷麻優<14点>(13分9秒 ドラゴンスープレックス・ホールド)スターライト・キッド<14点>
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
ジュリア<16点>(15分00秒 時間切れ引き分け)鈴季すず<15点>
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
ウナギ・サヤカ<4点>(5分24秒 大儀であった→片エビ固め)向後桃<4点>
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
鹿島沙希<12点>(44秒 起死回生)AZM<14点>
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
コグマ<14点>(6分1秒 コグマ式ヨシタニック)林下詩美<14点>
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
中野たむ<16点>(7分36秒 バイオレッスクリュードライバー→片エビ固め)SAKI<10点>
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
舞華<15点>(9分57秒 両者KO)ひめか<15点>
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
世羅りさ<15点>(12分11秒 エビ固め)朱里<14点>
◆5★STAR GP 2022優勝決定戦 時間無制限1本勝負
[ブルースターズ1位]ジュリア<16点>
(17分28秒 ノーザンライトボム→片エビ固め)[レッドスターズ1位]中野たむ<16点>
ジュリア:試合後のコメント
「5★STAR GP 2022年、制覇することができました。これは応援してくれた諸君の熱い応援のおかげ。そして、大事な大事な仲間、ライバル、そういう大切な人たちがたくさんいたおかげだと思ってます。去年の悔しい思いはここで晴らすことができました。今日という日に鈴季すずとシングルで闘えたこと、決勝で中野たむとまた会えたこと、すごい感慨深いですね。何度でも何度でもやりましょう。そして、優勝したからには目指すものは前から言ってるただ一つ、赤いベルト、赤いベルト。12月29日の両国国技館に向けて、私はしっかりコンディション調整して、また新しい景色、ジュリア色の世界をお見せします。諸君に必ず最高の景色を見せるので楽しみにしててください。ホントにありがとうございました。またお会いしましょう。アリベデルチ。またな」
中野たむ:試合後のコメント
「勝負は一瞬で…一瞬ですべてが変わる。…また、夢に近づいたと思ったらずっと遠くなって、私はまたジュリアに負けて、いつも白いベルトのときも私がチャンピオンになってからもずっとアイツと比べられて、髪切りのときもアイツが注目されて(涙)。今日も、もう少しだった…。一瞬ですべてが変わる…。いつになったら…アイツに勝て…(涙)。ナンバーワンじゃないと意味がないんです。ありがとうございました」
各賞受賞者
殊勲賞=鹿島沙希
敢闘賞=AZM
技能賞=MIRAI
ブルースターズベストマッチ賞=9・11横浜の上谷vs鈴季
レッドスターズベストマッチ賞=10・1舞華vsひめか
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