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2023.07.09 谷ももがCOLOR'S王座を初防衛



PURE-Jの道場マッチで開催されたCOLOR'S選手権。COLOR'S選手権は、これまで団体内で行われていたが、PURE-J所属の谷ももが王者となり、他団体での開催が初めて実現した。

毎回行われる特別ルールの投票は、谷が提案した「亀の子束子が使用出来る」。網倉が提案した「王者が得意とする膝を使った攻撃禁止、使うとハリセンでお仕置きされる」が同表とない、2つのルールが採用されることに。お仕置き係は、PURE-Jのリングでも頻繁に担っているコマンドボリショイが担当。

試合は、途中、谷が得意の膝攻撃を繰り返し何度もハリセンお仕置きを受けたが、最後は外道クラッチで3カウントを奪い勝利。第6代COLOR'S王者の谷が前王者の網倉理奈を破り王座初防衛に成功した。早速、次回防衛戦の相手に再度“真の挑戦者”網倉理奈を指名。7月30日のPURE-J新木場大会で行われることに決定。




PURE-J 第88回・特別亀アリーナマッチ 試合結果 2023年7月9日 東京・亀アリーナ 観衆:未発表


◆シングルマッチ 15分1本勝負 ○ライディーン鋼(9分13秒 ライディーンボム→エビ固め)AKARI●




◆タッグマッチ 15分1本勝負 ○中森華子&大空ちえ(13分00秒 シャニングフラワー→片エビ固め)Leon&久令愛●




◆COLOR’S選手権 20分1本勝負 [王者]○谷もも(13分24秒 外道クラッチ)網倉理奈●[挑戦者]

※第6代王者が初防衛に成功。 ※COLOR’Sベルトのタイトルマッチは変則的なルールで行う。 王者・挑戦者各々出したルールを投票し、投票数の多かったルールが採用。 今回の投票結果はキレイに半分に分かれ、協議の結果どちらのルールも採用する事に決定。






【谷もも考案ルール】通常ルールに加え、亀の子束子が使用出来る。 【網倉理奈考案ルール】 王者が得意とする膝を使った攻撃禁止、使うとハリセンでお仕置きされる。 ※ハリセン係:コマンドボリショイ




試合後のコメント:谷もも


---前王者に勝って防衛。


前回のタイトルマッチの時に、あーみんが怪我で欠場になってしまって返上するという形になって。そこから、挑戦者で、バトルロイヤルが行われて、私がチャンピオンになる。やっぱり、あーみんと闘わずにチャンピオンになったので、自分がチャンピオンになったら、絶対、あーみんと防衛戦を必ずしたいと思ってましたし。前チャンピオンに勝てたことで、胸を張って第6代COLOR’Sチャンピオンと、やっと言えるなという感じがしてます。


---ベルトをとってから変化はありますか?


今まで、ベルトを一度も巻いたことがなくて。PURE-Jの先輩方の中で、ベルトを巻いたことがないのは、ちえがPOP巻いて、私だけだったので。COLOR’Sというのは、前の団体とのつながりもありますし、縁のある団体のベルトでもありますし。亀有って、PURE-Jは特殊ルールでやることもあって、亀の子たわしマッチとか早口言葉だったりとか。道場マッチでは高齢であるんですけど、そういう中でこのベルトが巻けたというのは、自分の中ですごい自信につかながりました。


---王座奪取時にPURE-Jのリングで防衛戦できたらと言っていたのが実現しました。


SAKIさんから、初めてのベルトがこれでいいのか?と言われたんですけど、私は、このベルトは愛着があって。デビューした時からCOLOR’Sさんとは繋がりがありますし。同期のあーみんが初めて巻いたベルトなので。それを巻けたというのも嬉しいですし。PURE-Jのリングで、COLOR’Sのタイトルマッチを、道場マッチではありますけど、あーみんと私でメインでやるというのは、1、2年まだと考えられないことなので。他団体のリングでCOLOR’Sのタイトルマッチができるというのは、自分が巻いて本当に良かったなと思います。COLOR’Sの中だけでなくタイトルマッチが行われるというのは、自分が巻いた限りは、いろんなところにこのベルトを持って行きたいなというのがあったので、やれて嬉しいです。


---ベルトの価値も上がるし、自分の価値も上がる。戦ってみて。


楽しいですね。お互い違うところで切磋琢磨して。いろんな団体に呼ばれて、試合数も増えてますし。お互いの成長を確かめ合うじゃないですけど、一緒に試合できるのは嬉しいですね。信頼感もあるし、お互い、負けたいくない!もありますし。


---次の相手もあーみん。


真のチャンピオンになったので、真の挑戦者を迎える。PURE-J7/30新木場大会で行われます。ルール、今回は投票結果が50%50%というのが初めて。膝蹴り限定とか。誰も投票してくれなさそう(笑)。亀の子たわしとかPURE-Jならではの代表的なルールもあるので、それをやるのも楽しいなと思ってます。


---次の目標は?


来週、タッグベルトの試合なので、2冠を目指していきたいです!!


【COLOR'Sベルトは王者が作れる権利がある。谷もものベルトデザインのコンセプト】


自分らしいところを取り入れたいと思って、立髪をピンクに。ぱっと見でわかるように。あと、入場の時につけてた花かんざしをつけて。ベルトもこの前舞台で使っていた衣装をそのまま使って変えました。これは桃ですね。桃の要素を取りれました。




試合後のコメント:網倉理奈



---さっそく次の挑戦者に指名されました。


“次期挑戦者の女”の経験が活かされているんじゃないかなと思います。悔しいですけど。チャンピオンから指名されたからには、大きな気持ちで、真の挑戦者として、COLOR’Sベルトを取り戻すために、大きく出たいと思います。


---秘策は?


今回、亀の子とニーで被ってしまったというのはあるんですが、私のルールも、内容次第ではかなり投票数が伸びるんだということが判明したので。今日終わって、どんなルールがいいかなと思っていたら、浮かんじゃって。多分、今までの私の傾向だと思っていると、びっくりしちゃう新しい方向。近々、投票の発表もあると思うので。


---チャンピオンの谷ももの印象は?


ももとは、1年周期でシングルやったり、なんかこういう機会があったんで、ちょこちょこお互いに成長したとこととか、苦手なとこだったり、感じ合えながら試合をすることがあって。だけど、チャンピオンと挑戦者という立場での会い方は初めてだったので。自分は、挑戦者だからって、ビビったりとかするつもりは全然なかったけど、王者としてのCOLOR’Sチャンピオン、COLOR’Sを愛して、COLOR’Sのというところを大事にしてくれてるももが、いつもより大きく見えたというか、ある意味で、COLOR’Sチャンピオンらしいオーラを感じて、より燃えた。


---二人は同期で、初めてのベルトがCOLOR'Sのベルト。縁がありますね。


初めてのベルトって、絶対忘れないし、思い入れも特にあると思うので、それが、二人ともCOLOR’Sのベルトっていうところ、ももは同期だし、COLOR’Sベルトを大事にして盛り上げてくれる王者としての姿勢を尊敬しているからこそ、共通してる部分が多いから、余計、負けたくないと思うし。取り戻して、次は、私が指名してやるぞというつもりだったんですけど、できなかったので。私は、次、絶対勝つつもりでいきますけど、もしチャンピオンになったら、一番に指名してやるよ。そしたら、COLOR’Sのメンバーが黙ってないですよね(笑)


---今年も後半、振り返って。


この言い方しちゃうと向上心ないと思われちゃうかもしれないけど、多分、私、人生でピークだと思う。仕事量ということじゃなくて、輝けるタイミングとして、今、一番ピークだと思っていて。フリーになってから、自分をあーみん素敵だねと言ってくれる場所が、増えたというのもありますし、COLOR’Sベルト巻いたり、COLOR’Sの大会やったりとか、すごいお客さんお言葉に、パワーをもらったり。逆に、私が力になってるよと言ってもらえるから。今、みんなに力を与えたり、勇気を与えられるピークだと思ってます。もちろんずっとピークであってほしいというのはありますけど。今までの中で一番だと思うので。怪我の欠場は悔しいけど、それもきっと、誰かの元気につなげて、それもチャンスに、今のピークを続けたいです。




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Image by Olga Tutunaru

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