過去最大規模で行われるスターダム・5★STAR GP 2022が開幕。
初参戦の桜井、壮麗、SAKI、世羅、MIRAIが勝利。特にMIRAIは岩谷を破り、シンデレラトーナメントに続き、優勝への期待が膨らむ結果となった。林下を下したひめか、メインでジュリアを破った葉月も、優勝戦線に食い込む期待感を持たせた。いつもの格付けを打ち破る結果が続々と出され、混戦が予想されるオープニングとなった。2ヶ月におよぶ長丁場、誰が優勝してもおかしくないと流れがつくられたと言っても良い。
日本武道館大会以来の参戦となる高橋奈七永は、KAIRIとのコンビ・七海里で7年ぶりに登場。KAIRIは、試合後、上谷に対し「いま、ここにいるパートナー、そして対戦相手、そのことに点で全力で集中してる。私の名前を出されて対戦してきた選手、どんな気持ちになる? 白いベルト、泣いてるよ。いま、これまでの白いベルトの対戦相手、その相手たちと心から向き合ってないから悲しみがベルトにたまって、白いベルトが泣いてるよ。いま私、5年前の白いベルトとはお別れしたけど、呼ばれてる。白いベルトに呼ばれてる。挑戦、受ける?」とクレーム。泣きじゃくる上谷は「この白いベルト…泣いてるのかなぁ? まだまだ未熟なチャンピオンだと思うし、苦しいことも、辛いこともたくさんあって、怖くて、怖くて、怖くて…! 前を見て見ぬふりしたことあったかもしれない。でも、私はいま自分ができることを全力でやってきたつもりです! いま、8度防衛してアナタの防衛回数と並んでいます。私はアナタを倒して、越えてみせる!」と何とか返すのが精一杯だった。
奈七永も赤の王者・朱里を呼び出し「どうも出て来てくれて。まず私が赤いベルトの初代チャンピオンとして、スターダムの礎を築いたから今がある。そして、スターダムの歴史もここにたどりつくには私という人間が必要不可欠だった。そして、いまの朱里がチャンピオン、私がいなければ、なかった話なので、私には言う権利があると思う。その赤いベルト、パッションがあるならば、高橋奈七永と歴史的な闘いしようじゃないか」と噛み付き、二人がタイトル戦線に食い込む可能性を示唆した。
『5★STAR GP 2022~開幕戦DAY1~』
2022年7月30日 東京・大田区総合体育館(観衆1527人)
試合結果
◆ガントレットタッグマッチ 10分1本勝負
○吏南&琉悪夏(3分31秒 ジャックナイフ式エビ固め)天咲光由&妃南●
◆ガントレットタッグマッチ 10分1本勝負
○コグマ&羽南(2分30秒 横入式エビ固め)吏南●&琉悪夏
◆ガントレットタッグマッチ 10分1本勝負
なつぽい&○中野たむ (3分35秒 ジャーマンスープレックスホールド)コグマ&羽南●
◆ガントレットタッグマッチ 10分1本勝負
○なつぽい&中野たむ(3分8秒 回転式ラ・マヒストラル)渡辺桃&鹿島沙希●
◆ガントレットタッグマッチ 10分1本勝負
○なつぽい&中野たむ(3分31秒 フェアリアルギフト→片エビ固め)スターライト・キッド&フキゲンです★●
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
桜井まい<2点>(5分56秒 シャイニングバスター→エビ固め)向後桃<0点>
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
壮麗亜美<2点>(8分14秒 旋回式ブレーンバスター→エビ固め)飯田沙耶<0点>
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
SAKI<2点>(9分7秒 カワイルドバスター→体固め)ウナギ・サヤカ <0点>
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
世羅りさ<2点>(8分19秒 ダイビングダブルニードロップ→片エビ固め)舞華<0点>
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
朱里<2点>(9分31秒 白虎)AZM<0点>
◆タッグマッチ 30分1本勝負
KAIRI&○高橋奈七永(15分32秒 冷蔵庫爆弾→片エビ固め)レディ・C●&上谷沙弥
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
MIRAI<2点>(12分51秒 ミラマーレショック→エビ固め)岩谷麻優<0点>
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
ひめか<2点>(10分52秒 ランニングパワーボム→エビ固め)林下詩美<0点>
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
葉月<2点>(11分54秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)ジュリア<0点>
Comments