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ジュリアが海外進出前、国内最終戦 2024.8.19 MARIGOLD



『MARIGOLD Summer Gold Shine 2024』
2024年8月19日 東京・後楽園ホール観衆:1,450人(超満員)
 
◆勇気みなみデビュー戦 シングルマッチ 15分1本勝負
○勇気みなみ(9分2秒 変形バックドロップ)南小桃●


試合後のコメント:勇気みなみ
「デビュー戦、本日はありがとうございました!小桃さんが2カ月先にデビューして、練習生ももっともっと食らいついていきたいっていう気持ちで今日のデビュー戦に臨んで、小桃さんに勝てて本当に嬉しかったですが、私はもっともっと早く上の先輩と試合できるように頑張ります。勇気があればなんでも出来る!」
――こういう試合がしたかった、こういう勝ち方をしたかったという理想は達成できた?「今日はずっとバックを取って取って狙っていたんですよ。だから最後のバックドロップで、自分は身体が大きいので、体の大きさを活かした試合がしたいって。前の団体から来たっていうのもあるんですけど、ファイトスタイルもこれから変えていきたいですね」
――マリーゴールドで頑張ろうと思った理由は「心機一転して、もっと自分の意志で、前よりも自分でもっとプロレスに向き合いたいと思ってるし、自分で希望とチャンスを掴みたいとここに来ました」
――どういう選手になっていきたいか「私はまだ経験も少なくて足りない所も多いんですけど、細かい動きというよりは自分の体の大きさを活かしたダイナミックさで、『ここでみなみが決めてくれるんじゃないかな』って思ってもらえるような選手になりたいです」
 
 
◆3WAYマッチ 15分1本勝負
○松井珠紗(8分7秒 ヨーロピアン・クラッチ)石川奈青●※もう1人は翔月なつみ

◆8人タッグイリミネーションマッチ 20分勝負△林下詩美&MIRAI&ビクトリア弓月&田中きずな20分0秒 時間切れ引き分け△CHIAKI&ボジラ&マイラ・グレース&ゼイダ・スティール※詩美、CHIAKIが生き残る。




<1人目>○ビクトリア弓月(9分11秒 ローリング・アロー)●ゼイダ・スティール
<2人目>○田中きずな(12分3秒 Re:Dream)●マイラ・グレース
<3人目>○ボジラ(16分33秒 パワーボム→エビ固め)●ビクトリア弓月
<4人目>○ボジラ(17分3秒 パワーボム→エビ固め)●田中きずな
<5人目>(18分59秒 OTR)●ボジラ<6人目>(19分31秒 OTR)●MIRAI
 
◆スペシャルタッグマッチ 20分1本勝負
中島安里紗&○Sareee(15分43秒 グラウンド卍固め) 高橋奈七永&●後藤智香




 
試合後のコメント:中島安里紗&Sareee


Sareee「いやぁ、悪魔の闘い見ました?これが本物ですよ」中島「いつも通りだから。いつも通りだよ」Sareee「でも、マリーゴールドのお客さん、そして選手、刺激的だったんじゃないですか?どう思うかは人それぞれなのでアレですけど。最後に色々バタバタあるかもしれないけど、私は最後に素直にまた悪魔と組めて本当に嬉しかったです」中島「ホント良かった。Sareeeと組めたことは最後良かった」
――試合を終えてどんな気持ちになるかと言ってましたが、今どんな気持ちか中島「いやあ、なんかもう試合見てみんなが感じるものがあればそれでいいし、感じない奴もそれはそれだと思うし。いちいち言葉にするつもりもないし。見た人たちが答えを探したらいいじゃないですかね。私はこの試合について言葉にするつもりはもうないです」
――この試合をやってよかったと思う?
中島「それに関しても見た人たちが各々思ったらいいんじゃないですか?」
――最後は奈七永選手に中指を突き立てていた中島「これは分かる人にはわかるよね?私はSEAdLINNNG全員、ファンも、世志琥の思いだって背負って闘ってるんで。そういうことですよ。ありがとうございました」
(奈七永が花束を持って乱入)
奈七永「中島」中島「うるせぇよ!」奈七永「嫌いかもしれないけど(花束を押し付ける)」中島「こういうね、なんでもかんでも綺麗事にするところが嫌いなんだよ。お前のよ。でも花には罪はねーからもらってやるよ」奈七永「素直じゃねぇなあ。(Sareeeに向かって)オイ、お前、シングル」Sareee「なんかトーナメントやるみたいじゃないですか。勝手に名前入れられてたけど。高橋奈七永とやれること楽しみにしてるよ。アンタが一番近いんじゃないの、このベルトに?だったらさっさと挑戦してこいよ」奈七永「おうおうおう、その言葉覚えとけ。リーグでもいいし決勝でもいい。タイトルマッチでもいい。必ず実現させるからな」Sareee「覚悟しとけよ」奈七永「お前が覚悟しとけよ」Sareee「お前がしとけよ」



 
試合後のコメント:高橋奈七永&後藤智香


後藤「奈七永さん、すみません。私今日の試合が決まって、自分から名乗り上げて、奈七永さんの横に立ちたいって思いました。でもそれは『なんで石川奈青じゃないんだ』『なんでゴチカが出てくるんだ』って、いっぱい書かれてました。いっぱいそういう声を聞きました。でも私は、確かにまだまだかもしれないけど、プロレスラーになりたいって言ってここに来て、いろんなことを我慢して!我慢って言ったら言葉は違うかもしれないけど、やりたいって自分で言ったからここに来て、それで奈七永さんと中島さんの関係もいっぱい調べて、奈七永さんにもいっぱい聞きました。この試合にかける思い、なんか私すごく感じて、ギブアップはしちゃいけなかった。ごめんなさい」奈七永「そんなことは小っちゃいことだよ!なあ!これからお前もっともっとやってくんだろ?!やってくなら今日の悔しさを忘れないで、その悔しさが絶対にお前を強くしてくれるんだよ!そうやって私もSEAdLINNNGで中島とバチバチにやってきた!オイ!綺麗事にするとかなんとか言ってるけど、綺麗事じゃなくて私は本心で今日試合がしたかったし、試合ができて、アイツのクソみたいな悪魔のエルボー食らって、痛くて痛くて最高だったよ!プロレスラーでよかったし、あの頭のおかしい奴、辞めちゃうのもったいないねぇッ。二度と戻ってくるんじゃねーぞ!やり足りねーけど!私なりに今いる場所、満員のお客さんで迎えられたと思うし、後藤智香っていうパッションの根っこがある新人をぶつけられて、こんなに未来のあることないだろうが!先に進むんだ。私たちは先に進む!」後藤「はい」奈七永「もう私は過去を振り返らない!もう過去と決別してマリーゴールド、もっともっとデカくするために頑張る!お前も頑張るだろ?」後藤「はいッ。奈七永さん」奈七永「ゴチャゴチャ言わねーで」後藤「やれば出来る!やらなきゃ出来ない!」2人「「やってやる」」奈七永「パッション」後藤「パッショーン」
 
◆ユナイテッド・ナショナル選手権試合 30分1本勝負
[王者]○青野未来(21分0秒 スタイルズ・クラッシュ→エビ固め)天麗皇希●[挑戦者]
※初代王者が初防衛に成功。



 


試合後のコメント:青野未来


「V1!ベルト、しっかり守りました。皇希、やっぱり試合前から言ってたように、皇希はまだよく見えなくて。感情とか。ハッキリ言うと、期待されて、負けもなくて調子乗ってたのかなと私は思ってました。でも、今日負けてメチャメチャ悔しそうな顔をしている皇希を見て、私は前に私が皇希に期待したあの顔だと思って嬉しかったし、もっともっと悔しい思いしたらさらに上に行けると思う。私はそのスイッチを今日押せたか、わからないけど、この先のマリーゴールドのためにも皇希は必要な選手なので。みんなで皇希のスイッチ入れて、最高に熱い選手になってもらえたらなと私は期待してます。そして私はこのベルト、これからDREAM✴STAR、リーグ戦も始まるけど、そこもチャンピオンの強さを見せたいし、同時にこのベルトをもっと防衛重ねて、もっともっと輝かせたいと思っているので。これから先も熱く、そしてギラギラに輝いていきたいと思います」
――試合の中で皇希選手の成長を感じた部分は「最近マリーゴールドに来てからあんまやってなかったんですけど、ちゃんと見てたから。私が苦戦した部分もあるし、思い通りに私もいかなかったところがあるのは皇希がそれをしっかり見てたのと、関節技を使うようになったので。あとはやっぱり感情がちょっと出てたんじゃないかなと。勝ちたいんだなというのが自分の試合の時にわかったので。それは成長を感じた部分です」
--挑戦者に後藤と桜井の名を挙げた理由は
「ゴチカはあっちから言ってくれたっていうのもあるし、今日の試合は見れてないんですけど、帰ってきたところを見てボロボロで。でも前のゴチカだったら考えられない姿だし、すごい成長してるので。その成長ぶり、見たいので。もっともっと苦しめてやりたい。桜井麻衣は、今日ジュリアとのラストマッチがありますけど、きっと彼女は、このマリーゴールド、今もすごい悩んでるし、すごくマリーゴールドのことを考えてる選手なので、そういう選手とやりたいという気持ちがあって」
 
試合後のコメント:天麗皇希


「まだまだ、遠いなって思いました。自分は負けなしでこの3カ月過ごしてきて、それなりに自信もあったし、もっとやれるって思ってた部分もあって。それでも自分なりに食らいついて新しい技とか、今まで使ったことない技とかたくさん出して、それでも未来さんはそれ以上に濃い3カ月を過ごしてきたんだなって、すごく実感しました。でも次、青野未来とベルトを争う機会があれば、次は絶対に負けないし。ここでデビュー3カ月の私がベルトに挑戦させてもらえた。そして挑戦することが出来た、挑戦したいって言えことができたっていうのはすごく大きいことだと思うので。ここからみんなに期待されてる通り、もっともっと大きく輝いていける、そしてこのマリーゴールドがプロレス界のエースになります。ありがとうございました」
 
◆ジュリア・カウントダウンFINAL 30分1本勝負
○ジュリア(26分46秒 バーミリオン→片エビ固め)桜井麻衣●
 





試合後のコメント:ジュリア


「デビューして7年弱経って、いつか自分が世界に挑戦する日が来るなんてひとつも想像してなかったけど、プロレスを辞めないで良かった。プロレスを続けていく内にプロレスがどんどん好きになっていって、最初に『プロレス界を盛り上げたい』って夢が、嘘じゃなくなって本物の気持ちになりました。その中でいろんな大嫌いな奴、憎い奴、嫉妬した奴、許せない奴、大切な人、仲間、大事にしたい人、裏切った人、裏切られた人、プロレスラーになって、こんな人生が豊かになるんだって、プロレスってこんなに素敵なものなんだって。私はこのプロレスがたまらなく好きになって、もっともっとみんなに届けたい。みんなに届けないとレスラーになったことが嘘になる。そう気付いたときから私の夢はどんどん大きくなって、今このチャンス、私は逃すわけにはいかない。有言実行のジュリアだから。必ず私は世界に挑戦して、世界と勝負して、でっかくなって、でっかくなって、でっかくなって!どれぐらい時間がかかるかわからない、ヌルい世界じゃないって分かってる。甘いもんじゃない。メチャメチャ厳しいのも分かってる。でも全部覚悟した上で、日本に帰ってきて、絶対日本のプロレス、女子プロレスをもっともっと盛り上げてみせるよ!必ず!その覚悟で旅立ちます!7年間、ジュリアの応援、本当にありがとうございました!そして桜井、アンタに一番期待してんだから、私は!負けないで欲しい。今日試合して思ったから。『出来んじゃん』って。やっとアイツがレスラーらしくなって私は誇らしいです。レスラーとしてはまだまだこれから目指すところたくさんあるよね。お互いにね。どんなにつらいことがあっても、どんなに挫けそうになっても負けないで、必ず這い上がってやりましょう。それは私も一緒だし、マリーゴールドのみんなもそう!そして応援してくれてるみんなもそう。つらいことがあっても頑張って乗り越えましょう。それはジュリアとの約束ですから。何度でも言いますよ。私は約束を必ず守ります。本当に皆さんありがとうございました!まだ25日がありますけど、最後に言ったメッセージ、藤本つかさ、私をプロレス界に引きずり込んだ女。私は待ってます。我がまま言ってるのは百も承知です。前日にラストマッチを行ってるであろう、だけども、待ってます。本当に最後まですみません。また必ず会いましょう。ありがとうございました」
 
試合後のコメント:桜井麻衣


「ジュリア、カウントダウンFINAL。応援してくれた皆さん。本当にすみません、勝つことが出来なくて本当に悔しいです。本当にこの試合が決まってから私は3週間くらい毎日毎日毎日ジュリアのことばかり頭にあって、考えて悩んで悩んで悩んで、こんなにメインイベンターは辛いんだなって気付かされました。でも、今日こういうチャンスをいただいて本当に感謝しているし、これを機にもっともっと成長して必ずマリーゴールドのてっぺんに立って、私はマリーゴールドをもっともっと大きくしていきたいと思います。そして、ジュリア、本当に3年間、とっても短いようでとっても長かった。私にとっては。20年くらい付き合いがあるような、そんな感じです。アメリカに行っても、私は貴女のことを誰よりもずっと味方で応援しています。私も頑張ります。本当に今日はありがとうございました!」
――今日の試合で出したいものは出し切れたか「正直、最後の最後まで悩んで悩んで悩んだんですよ。これどうしよう、これどうしようって。なので、出し切ったと言えば出し切ったんですけど、それが上手く決めきれなかったっていう部分が、自分の中の反省はあります」
――ジュリア選手のどんなところに強さを感じるか「やっぱ自信がすごくある。気持ちが強い。ハートが強い。闘っててそれをすごく感じました」
――この試合を経験して、これからどんなメインイベンターになっていきたいか「何をしでかすかわからない、ちょっと狂気的な部分を持ち合わせた、そんなレスラーになっていきたいです」
――マリーゴールドに来て、どこが一番成長したんだと感じているか「今まではジュリアの背中を追いかけてきてた部分が強んですけど、マリーゴールドにはジュリアを倒すために来たので、ジュリアの後ろについていくっていうより私が自分自身でどうしたい、こうしたいって。あんまり頼らなくなったっていうのはありますね。前々では同じユニットにいたっていうこともあって、相談することもあったんですけど、なんか自分自身でやりたいことをして発言したりとか、ちょっと先輩とかは一旦忘れて、先輩にもズカズカ言うじゃないですけど、そういうふうに心が変わりました。前だったら忖度?っていうんですかね。そういうのをしてたところがあったんですけど、そういうの言わなくなったし、嫌われようとケンカになろうと。そういう気持ちの強さは変わりました」
――試合が決まってから喧嘩をしたと言っていたが、その原因は
「マリーゴールドは、いろんなところから来てる人が多いじゃないですか。ちゃんと後輩に教えていくことは教えていかないと。後輩が何もできない状態だったんですけど、ジュリアってそういうところ、すごく厳しく指導する先輩っていうイメージがあったんですけど。マリーゴールドで、なんか、仲良くしたいのかわからないですけど、優しい人に見えたんです。優しくするところはいいんですけど、厳しいところがゼロになってしまったなって私は感じたので。『ちょっと今のマリーゴールドたるんでるんじゃない?』と思うところがあったんです。私は厳しく育てていただいたので。そういう意味では、マナーとか礼儀とかそういうのはちゃんとして教えていきたいし、仲良くするところは仲良くするってメリハリをちゃんとしていきたいなと思います。それがケンカの原因って感じですかね。色々ありますけど」
――それで桜井選手がプロレスラーとして自主的に考えて動くことが出来るようになったと「後輩が増えてきたので、引っ張っていかなきゃっていう責任感が変わった分、考えること、思うところも増えてきました」
 
 

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Image by Olga Tutunaru

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