PURE-J年内最後の後楽園大会。まず、フィリピン人初の女子プロレスラー・チェスカの入団が発表された。
“外敵”プロミネンスの夏実もち&柊くるみにタッグ王座を奪われた状態で、この日は、メインで、世羅りさがシングル王座への挑戦。プロミネンスがPURE-J完全制覇を狙うカードとなった。
タッグ王座の挑戦者は、WANTEDウォリアーズのユニットに強引に割り込んだチェリーとKAZUKI。若干チグハグなコンビネーションのチームながら健闘したが、勝利は奪えず。試合後、王者組が次の挑戦者を決めて帰りたいとアピールすると、急きょ、挑戦者を決めるバトルロイヤルが行われることに。オーバー・ザ・トップロープ・ルールが採用されたため、早い展開で脱落者が続出。最後はKAZUKIが鋼から勝利を奪い、挑戦権を獲得。この日と同じ挑戦者となったが1/28大田区産業プラザPiOでの挑戦が決まった。
シングル王座は、世羅が得意の凶器攻撃で流血に追い込んだが、最後まで詰めきれず、中森が王座防衛。8月の後楽園大会に続き、「挑戦者はいないか」と煽ると、またまた、PURE-J全選手ががリングイン。「来年、リーグ戦でもトーナメントでもやってやる。覚悟しろよ」と締めた。バックステージでは「5回、このベルトを持っていて一番長く持っています。最多防衛記録は6回なんで、あと2回防衛すれば、その記録を破ることができる。PURE-Jの選手とやるのが理想だけど、他にやりたい選手もたくさんいる。また、新たなPURE-Jを私が作り上げていきます」と意気込みを語った。
PURE-J 後楽園大会 試合結果
2023年12月17日 東京・後楽園ホール
観衆:556人
◆20分1本勝負
○大空ちえ(9分22秒 ジャーマン・スープレックス・クラッチ)マドレーヌ●
◆タッグマッチ 20分1本勝負
○倉垣翼&優宇(14分43秒 ハヤブサ直伝ファルコンアロー→エビ固め)AKARI&●久令愛
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
○Leon&米山香織&真琴(11分26秒 キャプチュードバスター→片エビ固め)ライディーン
鋼&●谷もも&SAKI
◆デイリースポーツ認定女子タッグ選手権 30分1本勝負
[王者組]夏実もち&○柊くるみ(14分3秒 ダイビング・ボディプレス→片エビ固め)●KAZUKI&チェリー[挑戦者組]
◆デイリースポーツ認定女子タッグ選手権次期挑戦者決定バトルロイヤル 時間無制限
○KAZUKI(3分24秒 オーバーザトップロープ)ライディーン鋼●
※退場順=チェリー・谷もも・Leon、大空ちえ・倉垣翼・マドレーヌ、優宇、久令愛、AKARI
◆PURE-J認定無差別級選手権 30分1本勝負
[王者]○中森華子(19分47秒 路上)世羅りさ●[挑戦者]
※第13代王者が5度目の防衛に成功。
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