ロッシー小川氏が立ち上げたマリーゴールドの記者会見が行われ、旗揚げ会見で参戦の名乗りを上げた元アクトレスガールズの青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、皇希、後藤智香、CHIAKIの6選手の正式入団が発表された。
進行をリングアナウンサーの大平ひかるが担当。
決定事項を発表。
●5.20マリーゴールド旗揚げ戦/
動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で独占生中継。放送ゲストに愛川ゆずきさんを迎える。
●今後の放送情報/
5月20日後楽園ホール、5月26日新木場1stRING昼夜大会、6月11日後楽園ホールはWRESTLE UNIVERSEで生中継。6月1日大阪176BOX、6月2日アクトシティ浜松、はVOD配信。
株式会社マリーゴールド代表取締役のロッシー小川氏の挨拶。
「おかげさま持ちまして旗揚げチケットは完売状態になっています。そのチケットも順調に伸びています。皆さんの期待感の話だと思ってますので、大いに期待していただきたいと思います。本日は、元アクトレスガールズの選手に来ていただいております。一人ひとりの意気込みを聞いていただきたいと思います」
アシスタントプロデューサーに就任した風香氏の挨拶。
「アシスタントプロデューサーに就任いたしました、風香です。旗揚げ会見では想像以上のスキャンダル的な騒ぎになってしまいましたが、今日からは、また地に足をつけて頑張っていきたいと思います。私のプロレス生活は、現役の時もスターダムの時も、ずっと小川さんが盛り上げてくれて、またマリーゴールドでも一緒にやれることがすごく嬉しいなと思っています。私はスターダムで約40人の選手をデビューさせて、アクトレスガールズで、35人をプロデュースしてきましたが、こっちに来た6人は本当に自信を持ってプロレス界に衝撃を与えられるメンバーだと思っていますので、5月20日、楽しみにしていただけたらいいなと思います。これから小川さんやスタッフの皆さんや心強い仲間のみんなと一緒に女子プロレス、改めて盛り上げていけるように頑張りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします」
ここで、マリーゴールドでは各選手が背番号をつけ、トレードマークにしていくことを発表し、各選手にユニフォームが贈呈された。
背番号39=青野未来、背番号28=翔月なつみ、背番号33=松井珠紗、背番号9=天麗皇希、背番号51=後藤智香、背番号89=CHIAKI
各選手の挨拶
青野未来
「青野未来です。安納サオリ選手、なつぽい選手、中野たむ選手、ひめか選手、桜井麻衣選手などなど、たくさんの他にもたくさんの先輩同期後輩、元いた団体から離れ、大きなステージに立ち、脚光を浴び輝く姿を私はずっとずっと同じ場所から見ていました。今度は私が輝くためにここへ来ました。そしてマリーゴールドの旗揚げのポスター。大きく載せていただき、素直に私としては嬉しいです。ただ、その配置に関して色々と賛否もあり、不満に思っている選手もいると思います。まだそういうところをチャンスを頂けるのなら、私はリングで証明するしかないと思っていますので、リングの上で認めてもらえるように頑張りたいと思います。また、このマリーゴールド、今はロッシー小川さんがこの団体の象徴になっているかと思います。ロッシー小川さんを超えるのはなかなか高い壁だと思うんですが、私がマリーゴールドの象徴になれるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いいたします」
翔月なつみ
「皆さん、こんにちは、翔月なつみです。名付け親である小川さんの下で、またこうやって翔月なつみという名前で活動できること、本当に心から嬉しく思っています。今はまだ今もなお、まだこう憶測で色んなことを言ってくる人がいるんですけども、私は本気でプロレスと向き合ってきたからこそ、大きな決断をここでしました。あとはリングで見てもらうしかないと思っているので、今できることを精いっぱいして旗揚げ戦に挑みたいと思っています。そして注目度では、小川さんを含めて青野未来、そして皇希、この二人が期待が高まっているんじゃないかなと感じているんですけれども、そこに翔月なつみもいるということを必ずすぐ示したいと思っています。絶対に大きな先には行かせません。よろしくお願いします」
松井珠紗
「2000年生まれ、23歳の松井珠紗です。何度か合同練習に参加させていただいて、その度に翌日、二日後さえも筋肉痛で階段を降りることができない、そうやってめちゃくちゃ辛いなと思いながらも、私はその感覚がすごく嬉しくて。久しぶりで。これで私は、ようやくプロレスができるんだなってすごく実感しました。私はこのマリーゴールドで最高のプロレスラーになります。皆さん、どうぞ応援よろしくお願いします」
天麗皇希
「皆さん、こんにちは。皇希改め天麗皇希です。5月20日にプロレスラーとしてデビューすることになりました。今までの私とは違った、また新たな私を皆さんに見せることができたらいいなと思っています。そして、このマリーゴールドのリングでは、6人も今までの序列はもうないと思っています。なので、私が一番にここでトップになります。よろしくお願いします」
後藤智香
「皆さん、こんにちは後藤智香です。私はプロレスを知って、たくさん見て、プロレスを好きになって胸を張ってプロレスラーだと言いたくて、ここに来ました。まだたった数回しかない。数回しか参加していない練習は厳しくて怖くて逃げ出したくもなりました。けど、私は覚悟を持ってここに来ています。アクトレスガールズから来た!でかい女は皇希だけじゃありません。私、後藤智香が旗揚げ戦で必ずいい試合を見せます。そして、未来さん、なつみさん、マリーゴールの旗揚げメンバーとして、奈七永さん、ジュリアさん、詩美さん、同期ですよね。私はこのメンバーの中で誰よりも一番輝きたいと、輝きます!後藤智香プロレスラーデビュー、ぜひご期待ください!」
CHIAKI
「皆さん、こんにちは。CHIAKIです。出会い方は特殊でしたが、自分の人生を変えてくれたプロレスと、これからも人生を歩んでいく、そういうつもりで決心いたしました。マリーゴールドでの興奮といいますか、奈七永さんが引退を見据えて入団されたという風に伺いました。これからどれくらい時間があるのかはまだ分かりませんが、女子プロレス界の人間国宝と言われる奈七永さんを、奈七永さんのプロレスを間近で見て、聞いて、感じてたくさん学ばせていただいて、そしていつかは越えられるような存在になれるように頑張りたいと思います。21世紀最強のプロレスラーを目指して頑張りたいと思います。パッション!」
会見後の囲み
---経緯の方を。
風香「ざっくりになっちゃうんですけども。アクトレスで限界を感じていたりとか、プロレスラーになりたいと悩んでいた選手の方から相談があって。そのタイミングで小川さんの新団体も、スターダムからは5人しかいないっていうのを聞いて、ちょっとビビビときたところがあって、相談させていただいて。で、小川さんの方からは、簡単に、“来たら”みたいな話ではなくて、本当にアクトレスにとっていいような提案をしてくださったので。それをもってアクトレスガールズに相談に行こうと思ったところを、話し合いが決裂してしまって。それで完全にこっちの所属っていう感じになった感じなので」
---先方の代表とは話をした?
風香「もちろん、しました」
---それで結果こういう形っていうことですね。
小川「私も実はね、この前の会見の後に会って話をしてるんですよ。とりあえず、穏便に話が進みまして、またその結果とかも報告できることがあればなと」
---いわゆる引き抜きとかそういう感じではなかった?
風香「全然そういう感じではなくて。どこまで言っていいのわからないですけど、青野さんは例えばアクレスにいて、ダブル所属みたいな感じで、プロレスをこっちで預かってもいいんじゃない?みたいな。本当にみんながよくなる提案をしてくださったので。本当に相談をしに行きたかったんですけど、その段階で、今の体制のままではやっていけないんですって言ったところで、“じゃあ解散や”ってなって話ができなくなってしまって。その後、私も冷静に話す機会があったので、今はそこまでもうわだかまりもないんですけど、あの時点では本当にお互いどうすることもできなかったのかなと思うので。いろんな憶測もあるけど、多分真実はそれとは全然違うところにあるし、私も悩んだけど、選手はもっともっと苦しんでたと思うので。いつかもしかしたらいろんなことが表に出るかもしれないけど、それまでは憶測でいろんな誹謗中傷をしないで待っててほしいなと思います」
---改めてそ合同練習も始まって、あの元アクトガールズの練習ぶりとかっていうのはいかがですか。
風香「私はアクトレスガールズで、プロデューサーはしてたんですけども、そんなに指導はしていなくて。なので、基本の部分、基本というか、レスリングとかの部分ができてないっていうのはずっと分かってたんですけど。でも試合が多かったので、なかなかそこを徹底的にする機会もなくて。だけどこっちに来て試合形式だったり、レスリングとか、基礎の部分からすごく固めてくれたので、アクトレスの子にとっては本当に苦手分野が今、全てになっているので、すごく苦しいとは思うんですけど。苦手分野を埋めてくれてるので、これからがすごく楽しみだし。あとは試合になったら華やかな部分とか技の部分とかは本当に衝撃を与えるぐらいはできると思うので、楽しみにしててほしいです」
---後藤選手と皇希選手はプロレスデビューっていう形になりますけども、そこの期待感みたいなのは? 風香「全然どんなイメージをされてるんだろうっていうのも、あまりよくわかってないけど、本当に一新人のデビュー戦だと思ってみたら、びっくりするんじゃないかなと思います。やっぱアクトレスで、なんかちょっと難しい表現でプロレスを用いた演劇みたいに言ってるけど、本当に6人は本気でプロレスと向き合ってた子たちなので、そういう意味では、旗揚げ戦なのか、早い段階でなのか分かんないけど、女子プロレスにとって必要な選手になれると」
---今日会見でいろんなアピールがありましたけれども、旗揚げ戦で彼女たちのカードは決まっている?
小川「カードはね、5月5日に発表をします。もう全部できてます。多分我々も含めて、プロレスファンの人たちは、アクトレスガールズはあんまり見たことないと思うんですよね。だから新しいスターがそこでね、誕生するのかどうかっていうのが一つの楽しみじゃないですかね。予備知識が少ないんで」
---見てない人が多いと思うので、説明すると、アクトレスガールズのこの数年間の活動っていうのはエンタメみたいな感じで、試合展開を決めてリハーサルをして見せていたっていうことで、普通のプロレスに必要な技術はまた違う練習が多かった?
風香「そうですね。女子プロレスってアドリブの部分がやっぱりもちろん戦いなのであると思うんですけど。その部分をなくして全部台本で決めて、プロレスみたいなことをやっていて、だから全然違うかって言ったら、技とかは同じだし、ロープワークも同じだし動きも同じなので、全然違うわけではないんですけど。相手が何するかわからないという緊張感っていうのは今まで味わったことがないと思うので、そこはなかなかこれからするのは難しいのかなと思うけど、全然別物ではなかったと思うので」
---じゃあ、もう慣れてきたらっていう感じですね。旗揚げ戦は、最初のメンバーと元アクトレスのメンバーでいく感じですかね。さらなる隠し玉とかなんか。
小川「いや、それでいきますよ。はい。一応今は何人だ?あ、そうですね。これもまた参戦の名乗りを上げる選手が出るかもしれないんで。はい、ちょっとそれは」
---それもまたなんかちょっと話題を呼びそうな。
小川「そんな問題。もう話題は十分に。もういつもお騒がせなんで、もう一回騒がせるせのも2回も3回も一緒なんで、もう気にしてもしょうがないですよ」
---皇希の名前が天麗皇希になりますけど、その名前に込められた思いとかありますでしょうか?
小川「なんか本人がこの機に名前を変えたいって言ってきたんで。いくつか提案したんですけど、あの天木とかね。なんかいくつか出して。その中から本人が選んだのがその名前だった。麗しいとか、天にも昇る麗しさじゃないけど。それだけ私もですね。試合実際見たことないんですよ。見たことないんですけど、やっぱり期待はしてますよ。もう何て言えばいいんですかね。プロレスも何でもそうだと思うんですけど、パッと見てね。感じるオーラとかビジュアルってあるじゃないですか。やっぱそこはすごく惹きつけるものがあるんで。あとは試合をやっていけば、そこにね、加味されていくんで、面白い存在になるかと思いますね」
---背番号っていうシステムはどのような意味合い? 小川「背番号はね、背番号で覚えてももらうって。だから、サインにも背番号を書くようにに言ってるんです。だから、何番は誰だっていう風に覚えてもらって。その背番号のなんかTシャツが欲しいとか、グッズが欲しいとか、野球はそれが当たり前じゃないですか。野球とは違うんですけど、そういうイメージがついたらなと」
---全員の希望ですか?
小川「MIRAIはね、17番だったんです。大谷翔平が岩手県出身から。まだエースナンバー18番空いてますよ」
---はい。それこそ完全に巨人ですよね。で、そういう意味では詩美さんの3番はちょっとエースというか。永久決番的な。
小川「あ、三女だからでしょ。でも、どんどん番号ふさがってきてるので、これから新しく入団してくれる人がどんな番号になるかっていうのも一つお楽しみにしてもらいたい」
---風香さん、APという立場に関してはいかがでしょうか。
風香「なんか嬉しいというか、なんかいろんな立場はやるけど、結局やることは同じなので、あんまりその肩書きにはこだわってなかったんですけど、小川さんがプロデューサーで、その下っていうのがなんかすごい恐れ多いなっていうのはあるんですけど、バリバリ昔みたいにもう全ての時間と生活をかけてやるみたいなのは、子供がいてできないので、アシスタントの部分でちょっと守られてる部分もあるんですけど。でも本当にもう私も環境を整えて全力で頑張りたいと思っているし。アシスタントプロデューサーっていうのは本当にかっこいい、素敵だと思いました」
---巷ではロッシー小川イズムの最後の後継者って言われてますけど。
小川「控え室だけでいじられてます。でも正直言ってスターダムから来た選手だけじゃなくてね。このアクトレスから来た選手が来たんで、かなりボリュームが出たというか。従来描いたものとは、いい方向に変化してるのかなと思いますね。だから、正直言いましてね。他にも入りたいっていう子いっぱいいるんですよ。ある選手が言いましたね。前言撤回してくれと。来るものは拒まずはもう言わないでくれって言われました。それを受けてたら、もう大変なことになるので。まあ6月ぐらいに。今新人募集してまして、それも結構来てますので。新人募集プラス、他団体、フリー選手のトライアウトもやってもいいかなあ。そんな感じですね」
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