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彩羽匠が里村明衣子に初勝利。マリーゴールドとの対抗戦も制す。Marvelous 2025.4.10

  • Ryuichi Yamakawa
  • 6 時間前
  • 読了時間: 5分


Marvelous

2025年4月10日 東京・新宿FACE


◆タッグマッチ 20分1本勝負

ウナギ・サヤカ&彩芽蒼空○(13分18秒 首固め)永島千佳世&暁千華●




◆15分1本勝負

△Maria(時間切れ引き分け)青木いつ希△




◆15分1本勝負

○CHANGO(11分46秒 前方回転エビ固め)井坂レオ●



◆Marvelous対Marigold対抗戦 タッグマッチ 20分1本勝負

川畑梨瑚&宝山愛○(16分36秒 ラ・マヒストラル)ビクトリア弓月&ハミングバード●







試合に勝った宝山が「私はマーベラスの中で一番弱いと言われている。その私に負けたマリーゴールド、こんなもんか?」と挑発すると、マリーゴールド勢がリングイン。乱闘となった。次回、4月25日のマリーゴールド後楽園ホール大会で5対5の勝ち抜き戦が行われることに。


◆30分1本勝負

○彩羽匠(16分24秒 ランニングスリー→片エビ固め)里村明衣子●





<試合後のマイク>

彩羽「12年前、2013年4月29日、自分は里村選手にデビュー戦を務めてもらいました。2025年4月29日、自分のデビュー記念日に里村選手は引退します。自分はずっと長与さんを追いかけてきて、先に里村選手がいたことがずっと嫉妬でした。でも、それは変な嫉妬じゃなくて、超えたいっていう一心だけでした。今、自分がどの位置だろうって思ったとき、里村選手を見れば指し示してくれました。そんな里村選手に、12年越しに勝つことができた。やっと自分は赤の継承者って言えると思います。ここからが本当の勝負だと思います。橋本千紘も里村さんに勝って、やっと対等に立てた。5年以内に仙女が武道館を目指すと言ってたけど、マーベラスも日本武道館を目指します。ありがとうございました! 長与さん、リングに上っていただいてもよろしいでしょうか?」




彩羽「このカードを実現していただき、ありがとうございました」

長与「弟子を育てるっていうのは、学ばされることです。私は、毎回学ばされています。その中で、みなさんにちゃんと言っておきたいのは、弟子がちゃんと育ってくれたんです。弟子に恵まれました。今日何度目ですか、あなた? 4度目になりますか? 20年前、私は里村明衣子と試合をし、引退しました。それが今日です。20年前の今日、20年後の今日、貴方が里村明衣子に挑みました。プロレスって、なんか素敵ですよね。リアルにこういうストーリーがあるんです。道に迷うことはない。もう、自分が思ったとおりにやったらいい。ただし忘れてはいけないのは、敬意を持って試合をすること。どんな相手でも敬意を持って試合をすること、そこにお客様がいることを忘れない。それが赤の継承です。やっとだな、おめでとう。継承しました。マーベラス、頼みますよ。本当に頼みます」

長与「ひとつ私の荷が降りたということです。明衣子さん、ありがとね」

里村「長与さん、今日は負けましたけど、私は今月29日でリングを降りますが、コレで終わりじゃないです。長与さんがプロレス界にいる限り、私は長与さんに負けません!」

里村「絶対負けません! 彩羽、今日の決意忘れるなよ。女の決意なんか3日経てば薄れるんだよ。今日の悔しさは今度センダイガールズの橋本に晴らしてもらいますよ」

彩羽「そんなの最初から決まってますよ。橋本とこのプロレス界を盛り上げていく。でも、なんで引退しちゃうんですかね。全然できるじゃないですか。日本武道館、絶対先にやってやる! センダイガールズ、里村明衣子、橋本千紘に負けない!」

里村「私はこの20年間、長与さんに育てられたこと、一度も忘れません。この状態でリングを降りられること、本当に感謝します。これからもずっと忘れませんから。だからずっとライバルでいて下さい」

長与「っていうことは、私まだ頑張らなきゃいけないってことですね? 還暦ですよ? 関係ないですね。いい選手いるじゃない、橋本千紘、最高やぞ。半ば血縁です。みんな兄弟みたいなものです。だから譲らない、そういう気持ちでいってください。あと1つだけ言わせて。 まさか組むと思わなかった。最後に里村といっしょに並ぶこと、許して下さい。(彩羽に)オマエはマリーゴールドと闘え。5人の中の1人に入れ。そして、コスチュームが肌だって言ってる女が1人いるんだ」


長与「(リング下の千華に)オマエが赤を背負う? 今日の試合をみて何を感じたか。オマエじゃないかも知れない、他の人かも知れない。それをちゃんと覚悟してリングに上がれ。何があっても一切遠慮しないぞ。頭に入れとけ。オマエら2人(彩羽と里村)ともボーッとしてんじゃねえよ!(苦笑)。いい試合だった、ありがとう!」


<試合後のコメント>



彩羽「12年前に里村明衣子選手にデビュー戦を務めていただいて、ずっと勝てなかった。ベルトもいっぱい獲ったし、いろんな先輩も倒してきたけど、里村明衣子にはずっと勝てなかった。このチャンスを逃したら、自分は一生、長与千種の二番目の弟子として、名前も残らなかったかもしれない。ぶっちゃけ、勝ったらもっと嬉しいんだろうなとか、たぶん普通そんな気持ちじゃないですか。なんか、こんなに待ち望んだ勝ちだったのに、こんなに苦しいなんて思わなかった。でも、苦しい。苦しさでしかない。里村明衣子、高橋奈七永、自分に背中を見せてくれた先輩たちが引退します。ここであの2人が大事にしてきた女子プロレスをつなぐのは、自分でもあり橋本千紘でもあり、試されてるなって。この勝ちの重さ? 嬉しさ、やり遂げたってより、重さを感じます。長与さんが自分の上にいますけど、里村さんが長与さんに勝ちますって言ってましたね? 引退しても。でも、長与さんの目の前に自分もいます。だから、引退したとしても自分が視界に入ってくるように、この女子プロレス界をかき乱していきますよ。彩羽匠がこの女子プロレスをかき乱していきます。そして12年前にデビュー戦を組んでくれたロッシー小川、マリーゴールドですよね。自分は移籍させてくれた恩返しをずっとしたいと思ってました。今恩返しができるとすれば、マリーゴールドを潰すことだと思ってます。いっぱい選手を潰して、自分が里村選手のように上に立って、マリーゴールドの選手にいっぱい悔しい思いをさせます。5人抜き、自分が出るまでもないけど、やってやります」

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Image by Olga Tutunaru

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