月山和香&HANAKOがNEW BLOODタッグ王座を防衛。NEW BLOOD 20 2025.3.27
- Ryuichi Yamakawa
- 7 日前
- 読了時間: 5分

2022年3月から始まったNEW BLOOD大会が20回目を迎える節目の大会。他団体やフリーも含めた若手やキャリアの浅い選手が、チャンスを掴める大会でもある。スターダムの若手にとっても場数を踏める良い機会となる。
今回は、デビュー間もない金谷がNEW BLOODを支えてきた吏南と対戦するチャレンジマッチ的なカードからスタート。八神は妃南と組んで、キャリアで大きく開きのあるフリーの本間と関口と対戦。「多恵さん、翔さん、今日は対戦してくださりありがとうございました。勝つことはできなかったんですけど、お二人の技一つひとつ勉強になりました。ありがとうございました。私は絶対、今日のことを吸収して、強くなるし、NEW BLOODはもちろん、スターダム本戦でも、どんどんどんどん目立っていきたいと思っているので、もっと自分を出していきたいと思います」と気持ちを伝えた。
Regina防衛戦を控えた赤の王者・上谷が炎華と前哨戦として初顔合わせ。
1月に対戦が決まっていたものの、神姫楽の病欠で流れてしまった中野と神姫楽のシングル戦もようやく実現した。
メインはNEW BLOODタッグ王者・月山和香とHANAKOが2度目の防衛戦。王者HANAKOと同日デビューのさくらが水森とのチーム『桜田門』の挑戦を退けた。
NEW BLOOD 20
2025年3月27日 東京・品川インターシティホール
観衆:296人
◆シングルマッチ15分1本勝負
○吏南(10分5秒 ダイビングダブルニードロップ→体固め)金谷あんね●
◆タッグマッチ15分1本勝負
○稲葉ともか&鉄アキラ(12分12秒 ジャスト・フェイスロック)玖麗さやか&姫ゆりあ●
◆タッグマッチ20分1本勝負
羽南&○飯田沙耶(9分26秒 ラリアット→体固め)米山香織&梨杏●
◆タッグマッチ20分1本勝負
○本間多恵&関口翔(10分53秒 多恵ロック)妃南&八神蘭奈●
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
上谷沙弥&○琉悪夏&稲葉あずさ(12分5秒 冷凍庫爆弾→片エビ固め)狐伯&炎華●&咲蘭

<試合後のコメント>
上谷沙弥「クソババア、クソババアっつった。はあ。いや、そんなことよりも炎華。こんなんじゃRegineただのチャレンジマッチになっちゃうんじゃないの。4.1新宿フェイス、せいぜい私を楽しませてよね」

炎華「今日、前哨戦。上谷さんとは初対戦で。今1番って言ってるほど強いし、今日戦ってやっぱり強敵すぎるって思ったんですけど。自分はこのRegine戦を思い出に、思い出だけにするつもりは1ミリもないですし、桜花さんが取り戻せなかったベルトを自分がwaveに取り戻して、新しい時代を作っていこうって心に決めているので、今日の負けで、くよくよしないで1、日全力で勝ちにいきます。ありがとうございました」
◆20分1本勝負
○中野たむ(14分58秒 タイガースープレックスホールド)神姫楽ミサ●
◆NEW BLOODタッグ選手権 20分1本勝負
[王者組]月山和香&○HANAKO(17分43秒 白鷺)水森由菜&さくらあや●[挑戦者組]
※第4代王者組が2度目の防衛に成功。
<試合後のマイク>
HANAKO「品川NEW BLOOD20、ありがとうございます! さくら、この会場、覚えてるか? ウチらが初めて会った場所や。ここでオーディションして、ウチらはプロレスの門叩いたよな。終わってから下のマクドでハッピーセット食ったんや。なんて言ったか覚えてる? 映画のオーディションやと思った。アンタも、ちょっと道は、ちょっと違ったかもしれんけど、いまは同じ道を歩いてる。もう、すぐやめるって思ってた。ケガしてすぐやめるって思ってた。でも、2周年経ってこうしてNEW BLOODのメインにウチら2人で立ってんねん! 私のライバルは、アンタしかおらんねん! なあ、さくら、これからもとことん対角でやり合おうや」
さくら「HANAKO、私はアンタがおったからプロレスラーになるって決めたし、欠場中も頑張れたのは、アンタがおったからや。でも、もう二度とアンタから負けへん! シングルのベルト先に取ったんは、ウチや! これからもアンタより先、走るから! ずっとウチのライバルでいてくれ」
水森「HANAKO、月山、強かったよ。私がねえ、人生を振り切れたのはねえ、このNEW BLOODがあったから。この大会は、人の人生を変えるくらいの価値があるってことを、また、すぐオマエらに挑戦して、それを絶対に証明する。待ってろ」
月山「ゆなもんもさくらも、そしてみなさんも、このNEW BLOODという大会に意味を価値
を見出してくれて、本当にありがとうございます! この記念すべき20回目のNEW BLOOD、(出場選手)出てきてください!」
HANAKO「若さを信じて明日に輝け、NEW BLOOD20!
<試合後のコメント>
水森由菜&さくらあや
水森「一人の負けじゃなくて、私たち二人の負け。この負けを絶対に、またここNEW BLOODで返す」
さくら「HANAKOに負けるのは今日が4回目で、自分は仙女のジュニアチャンピオンになったのに、HANAKOから直接1回も勝ててなくて、正直、デカさとかスターダムに上がる前の経歴とか、そういうのをひっくるめてもHANAKOに同日デビューのライバルとして1回も勝ててないというこの事実が、メチャ悔しいです。今日、NEW BLOODタッグチャンピオンになったタッグチームのHANAKOと月山と初めてあたって、チャンピオンとしてのタッグチームワーク、メチャクチャ感じた。でもウチらのチームワークも全然負けてないです。NEW BLOODタッグベルト狙えるの、HANAKOも私たちもあと1年です。この1年無駄にせず絶対絶対この1年以内にあの2人からNEW BLOODタッグベルト、私たちが取りましょう」
水森「絶対取る。今日ここでのNEW BLOODでの新しい価値を見出したし、桜田門がその価値をもっともっと上げていくんだ。絶対に約束して、さくら」
さくら「ハイ」
水森「桜田門がNEW BLOODタッグを取ってや…」
水森&さくら「るー!」
水森「特訓だ」
さくら「ハイ」
月山和香&HANAKO
月山「記念すべきNEW BLOOD20回目、私たちライス・オア・ブレッドがNEW BLOODタッグベルト、死守しました」
HANAKO「この記念すべき20回大会でさくらとあたれたこと、自分の中ですごく意味のある試合だったなって思いました。やっぱり同期でライバルやと思ってるさくらやからこそ、私は、なんだろう? おもいっきりやれるし、なんかこの時間がもっと続けばいいなって今回は思いました。でも、このベルト守るためにはウチらが勝たなあかん」
月山「桜田門がまた挑戦したいって言ってくれてたんで、私たちがずっとずっとずっとこのベルトを守りつづけて、桜田門を迎え撃ちましょう!」

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