マリーゴールド2度目の後楽園大会。試合前、元センダイガールズの丸森レアが入団挨拶。センジョの里村芽衣子から小川代表に「マリーゴールドに入りたい子がいる」との連絡があり、この日に面接、入団の運びとなった。
「MARIGOLD Grand Opening Wars」
2024年6月11日 東京・ 後楽園ホール
観衆:985人
◆南小桃デビュー戦 15分1本勝負
○MIRAI(14分1秒 サソリ固め)南小桃●
団体初の生え抜きデビューとなった南小桃。タイムアップ寸前まで粘りを見せた。
◆15分1本勝負
○野崎渚(8分32秒 ノアール・ランサー→片エビ固め)石川奈青●
◆タッグマッチ 15分1本勝負
桜井麻衣&○松井珠紗(14分9秒 MKD→片エビ固め)●翔月なつみ&CHIAKI
石川とは異なる形で元アクトレス勢に嫌悪感を表している桜井は終始、松井と距離を図る動き。試合には勝ったものの、不満げな表情でリングを降りた。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○青野未来&天麗皇希&後藤智香(14分4秒 スタイルズ・クラッシュ→エビ固め)ボジラ&マイラ・グレース&●ゼイダ・スティール
◆20分1本勝負
○Sareee(13分6秒 裏投げ→体固め) ビクトリア弓月●
キャリアで10年以上の差があるSareeeに噛み付いた弓月。Sareeeから「お前、キャリア何年だ?」と問われ、「1年目。エースになるのは私。強くなって、もう一度対戦させてください」と握手を拒否し退場した。
◆パッション注入スペシャル 30分1本勝負
○林下詩美(18分50秒 ハイジャック・ボム→片エビ固め)高橋奈七永●
自らパッション注入マッチを希望した林下が見事、高橋に勝利。
エンディングで、7.13両国大会にWWEスーパースターのイヨ・スカイの参戦が発表され、同時に林下とのシングル戦が決定した。
試合後のコメント:林下詩美
「覚悟したけど、パッション、パッション、パッション、パッション、すげえわ。今日で林下詩美、何段階か進化したんだろう。自分の限界を超えて、パッションもしっかり受け止めて。今日は自分の未来を懸けて、闘って。キャリア28年もやってるパッションの塊、高橋奈七永に勝った。それから、私がしっかりこの未来背負っていきます。今年のいマリーゴールド期待してください。奈七永さんに、みんなにも、私の夢、どんどん一緒に見に行かせていきたいです。そして、私の私の夢の本当に本当に大きな夢だったイオさん。イオさんと試合がしたくて、私のプロレスラーとして進む道も決めました。そんなイオさんと、7月13日、両国国技館でシングルマッチ、すごい楽しみだし、すごい嬉しいし。すごく緊張もしてるし。いろんな気持ちが自分の中に入ってます。でもでもでも、夢ここで、夢叶えるけど、夢叶えるだけでなく私は絶対終わらせない。イオさんと試合、それで夢を叶えた上で、歴史に、そしてイオさんに、この林下詩美、しっかり刻み込みたいと思います。楽しみにしてください、皆さん。そしてイオさん、私はめちゃめちゃ楽しみにしてます。」
ロッシー小川氏の総括
「今日の観衆は985人。このイオのやつなんですけど、今日の午前中にアメリカ時間月曜日の深夜。RAWの大会が終わってからメッセージを届けてもらって、今日の朝11時に映像が届きました。それで発表に至ったということです。両国をやるっていうことでね、『WWEから選手が来たらいいなあ、最高だなあ』という思いがあったので、それが実現するってことで、非常に嬉しく思うし、両国をやる意義があったかなと。それがないと両国をやる意義がないというか。イヨ・スカイが来るんだったら両国に進出したいなと。それは漠然とした夢だったんですけど、それが形になったということです」
―交渉は大変だった?
「大変、というほどではないですけど、タイミングですよね。そのスケジュールというか。3月くらいからそんな話をしてて。今日映像が来たってことは正式なことだと思います」
―今後もWWEと展開がある?
「今は全く考えてないです。だからイヨ・スカイが来ること。それ以上のものはないと思ってるんで。それは将来わからないですけど、とりあえずこの試合が終わって、また何かが生まれれば、またあるかもしれないし、ってとこです。我々はWWEを迎え受けるほど選手層が厚くないんで。とにかくイヨ・スカイが来てくれるだけで、詩美の夢も叶ったし、こちらの夢も叶うし。そこですごい試合をやってもらって、ファンの夢も叶えてもらえたらありがたい」
―両国に向けて動き出した感じでした。
「そうですね。今日はね、タイトルに関して。明日発表したいと思いますけど、スーパーフライ級とUN王座のトーナメントを週末の京都と名古屋でやります。4人のトーナメントで。その勝った者同士が両国で2つのベルトの王座決定戦をやりたいと思ってます」
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